4月2日、青山・外苑のいちょう並木通り沿いに、キハチが新しいコンセプトのレストラン「キハチ青山本店」をオープンした。
「今までご利用されたことがない若い方々にもキハチの味やサービスを気軽に楽しんでほしい」と青山本店総料理長の鈴木眞雄氏。総面積160坪、席数226席と大型店となる青山本店は、“バイ・ザ・キッチン(BY THE KITCHEN)”をコンセプトに、キハチの原点である“キッチン”を更に進化させ、ゲストがテーブルに居ながらキッチンから作りだされる躍動感や臨場感を感じられるのが最大の特徴だ。
“焼き”をテーマにした料理はフレンチをベースにシェフが選び抜いたこだわりの食材を特製窯やグリル、鉄板で仕上げる。開けた瞬間ジューシーな仔羊肉と異国を思わせるスパイシーな香りが広がる“KIHACHI's Tsutsumi(キハチの包み焼き)”や、タラバガニを贅沢に使い、アボカドとグレープフルーツとともにサービススタッフがゲストの目の前で豪快に仕上げるサラダ、“Finishing touch!(仕上げは目の前で)”など、2、3名で分け合って楽しめるシェアメニューもあり、仲間と集い、食事をする楽しさが改めて実感できるような空間だ。
また、スタイリッシュかつ開放感を感じるよう仕上げた内装はデザイン事務所「モーメント」が担当している。「“BY THE KITCHEN”を空間テーマに、厨房と客席の境界を可能な限り取り払うことでキッチンの中で食事を楽しんでいただくような設えを演出。厨房の臨場感をダイレクトに体感していただくことができ、キハチのパフォーマンスを最大限引き出すことができる空間に仕上がった。オープンキッチンが主流となった昨今、その次のスタイルとして楽しんでもらいたい」と鈴木シェフは話す。
日差しが降り注ぐ明るい店内には様々な用途に対応できる席がそろい、一緒に行く相手やその時の気分によってテーブルを選べる。1階には、キッチンの中で食事をしているような感覚の「シェフズカウンター」、2階には、出来立て熱々の料理をすぐいただけるオープンキッチンを望む「シェフズシート」や広々としたダイニングフロア、4から20名まで対応できる個室と、多彩な空間が用意。また、外苑いちょう並木を望む1階の「ガーデンテラス」や2階の「ルーフテラス」では、自然と一体になったかのような感覚で食事を楽しむことができる。
更に青山本店ではレストランウエディングにも対応。“ナチュラルウエディング”をテーマに、緑に抱かれた我が家のような温かな空間でキハチの料理とサービスでもてなすブライダルプランを提供する。
客単価はランチ2500円、ディナー5000円を想定。今後はキハチの旗艦店として、定期的なイベントや情報発信も行う。