「ノグチ(NOGUCHI BIJOUX)」は、3月19日から31日まで、伊勢丹新宿店本館3階のウエストパーク / プロモーションスペースでポップアップストアを開催している。
”The One”と銘打ったプロモーションでは、デザイナーが長い時間掛けて集めてきたダイヤモンドを使ったジュエリー107点をラインアップ。それぞれ石の大きさや色合い、シェイプが異なる1点ものの商品で、一般的な輝石に見る透明感や輝きなどを極力出さずに、石の持つ個性を生かしたデザインとなっている。
店頭に並んだ商品は、ネックレス、リング、ピアスの3型。それらにはあえて、不純物が入ったダイヤモンドや研磨していないラフダイヤモンドなどが付けられ、”ダイヤの濁りも持ち味”という1点ものならではのアイテムに仕上げた。非常に薄くカットしたスライスダイヤモンドも使用し、それぞれ表面のブリリアントカットも変えている。ダイヤモンドは中で乱反射するようにカットを施すのが一般的だが、表面だけ施すことで輝きにも変化が出るよう工夫がなされている。琥珀色や褐色といった様々なカラーがあるのも特徴だ。リングは小粒の石をあしらったものが多く、重ね付けをして色の組み合わせを楽しめるよう提案。ピアスも左右で微妙に形が異なる。ポップアップストアでは、ネックレスのチェーンを好みの長さに合わせるサービスを無償で行う。
「ノグチは日常に付ける大人のジュエリーをテーマに、カジュアルに馴染むジュエリーを提案している。ジュエリーだけが豪華にならずに、いかにデイリースタイルにマッチするかが大切。素材ありきで、石から得たインスピレーションをもとにフォルムやカットに差をつけたデザインにしている。一つひとつデザイナー自身が手作業で作っており、クラフト感やビンテージのような風合いが魅力」と売り場担当者は話す。
同ブランドは新宿伊勢丹本館の他、恵比寿と南青山の、合計3店舗の直営店を展開。購買客層は30から60代の女性と、幅広い年代から支持を受けている。価格帯は、リングが10から100万円代、ネックレスが20から70万円代、ピアスが30から50万円台。