ファッションデザイナーの甲賀真理子は1949年7月30日生まれ。広島県出身。
東京学芸大学を中退し、文化服装学院へ進学。卒業後、プレタポルテの先駆けであるアパレル会社、ローマ岩島へ入社。その後、ニコルへ転職し「ニコル(NICOLE)」「ゼルダ(ZELDA)」のデザイナーを経て、89年にはゼルダを「マリコ・コウガ(MARIKO KOHGA)」にブランド名を変更。“女が女であるための服”をコンセプトに、ドレスなどを中心とするアイテムを展開。
96年にはフォーマルウエアを扱う東京ソワールより、大人の女性に向けたフォーマルファッションライン「マリコ・コウガ・フィルドレ(MARIKO KOHGA Fil Dore)」を発表。
98年3月にマリコ・コウガを設立し、その翌年にはジャパンクリエーションにて、オフィスユニフォームを始めとする、企業や各種団体のユニフォームデザインの研究開発をする内閣府認定団体「NUC公益財団法人日本ユニフォームセンター」よりユニバーサルウエアを発表する。05年には財団法人(現:公益財団法人)日本ユニフォオームセンター理事に就任した。
ブランド運営、理事を務める傍ら、04年から07年まで、株式会社ワールドのブランド「ラミアヴィータ(LAMiAViTA)」のチーフデザイナーも務める。また、09年より文化服装学院、昭和女子大学にて特別講師も行っている。
現在は、デザイナーを行いつつも14年1月、にマリコ・コウガのオリジナルドレスをレンタル出来るドレスサロン「マリココウガルミアス(Mariko Kohga Lumias)」を東京・代官山へオープンし、ファッション界で幅広く活動している。