カルティエ(Cartier)がハイジュエリー受注イベント「カルティエ ロワイヤル」を記念して、川島ルミ子著『カルティエと王家の宝石』(2,800円)を4月24日に刊行した。
1904年に許可を受けたイギリスを始め、スペインやロシア、ギリシャなど由緒ある16ヶ国の王室から御用達業者として認められてきたカルティエ。同書ではそのうち七つの王室にフォーカス。ティアラを始めとする豪華な宝石類が、王家とともにどのような運命を辿ったのか。英国王室で受け継がれていた重さ166.18グレインの重さを誇るパールを始め、ホープダイヤモンドやイエローダイヤモンドなどの宝石について、それらと王家を巡る数奇な運命を写真とともに辿っていく。
なお、6月に京都国立博物館で行われる「カルティエ ロワイヤル」では、同書にも登場するコレクション「カルティエ ロワイヤル」を含む数百点のハイジュエリーが展開される予定だ。