イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)の香水「イッセイミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUMS)」が、1995年以降、毎年恒例の新作サマーフレグランス2種を5月13日より発売することが明らかとなった。
今年、“夏の甘美な香り”をテーマに調香師アルベルト・モリヤスが生み出したのは、ピンクのボトルが印象的な「ロードゥ イッセイ サマーオードトワレ(L'EAU D'ISSEY SUMMER)」(100ml:9,504円)と、爽やかな青が際立つ「ロードゥ イッセイ プールオム サマーオードトワレ(L'EAU D'ISSEY POUR HOMME SUMMER)」(125ml:8,964円)の2種類。
「ロードゥ イッセイ サマーオードトワレ」は、トップノートにピンクグレープフルーツとライチのサワーノート、さらにパッションフルーツとグアバの溌剌としたミドルノートがアクセントを加えた、晴れやかでフェミニンなフルーティー・フローラルのフレグランス。
「ロードゥ イッセイ プールオム サマーオードトワレ」は、「ロードゥ イッセイ サマーオードトワレ」と同様、コンセプトはフルーティー。イメージはスパイシーでフルーティーなノートの中に溢れ返るキウイの瑞々しさだ。トップノートはコリアンダーとほのかに苦味が漂うグレープフルーツが香り立ち、ミドルノートではパイナップルとナツメグが、さらにウッディノートがベースノートとして加わり、最後にベチバーとシダーによって官能的で印象的なトレイルが生み出された。
また、調香師の手腕も去ることながら毎年、気鋭のアーティストを起用したパッケージやデザインでも多くの注目を集める同ブランドのサマーフレグランス。今年は、細長くカットした紙を巻いて様々なモチーフを作り、モチーフ同士を張り合わせて作品を作る「クイリング」という手法の繊細な作風で世界的に注目を集めている、ロシア人アーティストのユリア・ブロドスカヤを起用。紙ならではのしなやかな弾力が生む美しい曲線が描くアートが、植物や自然界の産物を彷彿とさせる生命力あふれる躍動感が表現されている。