ディオール(Dior)が、フランス・グランヴィルのMusee Christian Dior(クリスチャン ディオール ミュージアム)にて6月6日から11月1日までの間、「Dior, the New Look Revolution(ディオール、ニュールック革命)」展を開催する。これに合わせ、同タイトルの書籍を刊行することも決定した。
本展では、ディオールの伝説的アイテム「バー(Bar)スーツ」の歴史を通して、戦後の女性スタイルの流れを変えた「ニュールック革命」を振り返る。1947年の初オートクチュールコレクションでの発表から、現代に至るまでの再解釈の様相まで、数々の写真やアーカイブ資料から紹介する。キュレーターを務めるのは、ファッション史家のフロランス・ミュレール(Florence Muller)。会場となるミュージアムは、ディオールが子供時代を過ごしたノルマンディー地方グランヴィルの館に設けられた。
また、展覧会と同名の書籍『Dior, the New Look Revolution(ディオール、ニュールック革命)』が、6月8日にリゾーリ社から刊行される予定。執筆は、著名クチュリエらの伝記を多数手掛けるライターのロランス・ベナイム(Laurence Benaim)、キュレーターのフロランス・ミュレールが序文を寄せた。
【イベント情報】
「Dior, the New Look Revolution」
会期:6月6日~11月1日
会場:Musee Christian Dior
住所:Villa les Rhumbs Rue d’Estouteville 50400 Granville
時間:10:00から18:30
入館料:一般7ユーロ/学生・失業者・障害者・団体4ユーロ/12才未満無料
【書籍情報】
『Dior, the New Look Revolution』
著者:Laurence Benaim
出版社:リゾーリ社
言語:フランス語/英語
152ページ/205×265mm
発行:6月8日
価格:35ユーロ