リゾート革命を起こした「アマン」創業者の伝説【代官山蔦屋書店オススメBOOK】

2015.06.12

各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店東京渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。

■「アマン伝説―創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命」山口由美

東南アジアを中心に展開し、世界中のセレブから愛され、豊かさの象徴としてのステータスを創り出したホテルチェーン「アマンリゾーツ」。1988年に開業した当時は、広告宣伝を一切せず、限られた層の口コミによってだけ、その存在が伝説めいて伝えられていた。

スリランカの建築家ジェフリー・バワの「インフィニティープール」を一躍有名にしたのも実はアマンリゾーツ。日では、2014年にオープンした「アマン東京」、2015年6月にはその別棟に「ザ・カフェ by アマン」がオープンしたことも話題に新しく、同年9月にはアマン京都の開業も予定されている。

創業者エイドリアン・ゼッカが目指したものは、ホスピタリティ産業ではなく、ライフスタイルビジネス。それも一つのスタイルではなく、多岐にわたる提案だからこそ、アマンのホテルは世界中の土地に根付いて、私たちを楽しませてくれる。完全ノンフィクションで読み応えたっぷり、アジアンリゾートの変遷をする1冊だ。

【書籍情報】
「アマン伝説―創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命」
著者:山口由美
出版社:文藝春秋
言語:日本語
ソフトカバー/382ページ/190x136x32mm
発刊:2013年4月
価格:税込2,106円
代官山蔦屋書店
  • 「アマン伝説―創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命」山口由美
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