H&Mが国内初のメンズ専門店をオープン

2015.09.06

9月5日、H&Mは大阪・戎橋に国内初のメンズ専門店「H&M エビスバシメンズ(H&M EBISUBASHI MEN'S)」店(大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-4-9)をオープンする。

同店はブランドのウィークデイ、モンキ跡地。向かいに位置する「H&M戎橋店」は3日、ウィメンズ専門店にリニューアルした。地下1階から地上4階の4層構造で、地下1階はアウトドアカジュアルスポーツウエア、1階は関西初展開の「トレンド」ラインと定番シリーズ、2階はデニムとハイストリートカジュアル、3階はスーツ系のドレスウエアとスマートカジュアルとなる。

また、このメンズ店にはコーディネイトをアドバイスする完全アポイント制のスタイルアドバイザーが常駐する。メンズ専門店は全世界で約20店舗、アジアで3店舗あるが、スタイルアドバイザーの常駐店はこの戎橋店がアジア初の試みとなる。アドバイザーは全3名。シフトによるローテーションで店舗に常駐する。

同社がメンズ専門店を日にオープンしたのは「日本の男性がファッションに関心が高いことが分かったため」と同社広報は説明する。「デザイナーコラボ商品の発売日でも先頭には男性が並んでいるし、郊外店でもメンズの売り上げが伸びている」という。今後の出店計画については「メンズやキッズの専門店出店は当然視野に入れているが、メインとなるのはこれまで通りにファミリー向けの大型店」と話す。

メンズ店のターゲットは10代からシニア層と幅広く、中心価格帯はTシャツ1,000円前後、アウター5,000から6,000円、コート1万円台、パンツ2,500円となる。
ファッションライター南充浩
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