Max Mara(マックスマーラ)青山店がリニューアルオープンを前に9月10日、記念イベントが開催され、同ブランドのアンバサダーに就任した女優の石原さとみが出席した。
51年にイタリアで誕生して以来、プレタポルテのパイオニアとして世界中で愛されてきたMax Mara。青山店は骨董通りと青山通りの交差する地に93年にオープンし、20年以上にわたり、この地のランドマーク的な役割を果たしてきた。この日の式典には同社の会長であるルイジ・マラモッティ氏も来場した。
石原はタキシードの男性にエスコートされる形で、店内のレッドカーペットの敷かれた階段を下りて登場。羽織っていたのは、アルパカ80%のパウダリーピンクのコート(25万3,000円)で、その下は同色のシースルーニット(5万5,000円)にべアドレス(15万1,000円)を組み合わせた秋らしい大人の装い。
同ブランドのアンバサダーに選ばれたことについて、石原は「私なんかでいいの? と思いました(笑)」と思いを明かす。リニューアルした同店の正面には4m×6mのLEDビジョンが設置され、石原が出演するスペシャルムービーも映し出され、道行く人々が彼女の姿を見ることになる。「表参道はファッションの聖地で、オシャレな人たちが集まる街。そこで写真はあっても動画が流れるビジョンに出くわすことはほとんどないと思います。そこでこんな大画面で自分の姿が見られるのは、貴重なことでありとてもとても嬉しいです!」と喜びを語った。
この日は、石原さんのお気に入りの同ブランドの衣裳も紹介。パステルカラーのコートに「色合いに一目惚れしました! ジーンズなどのカジュアルな服にコートを合わせるのもいいし、飽きが来ないで何年先も着られると思います」と語っていた。
こうした大人の装いでデートするなら? という問いには「以前、(R&Bシンガーの)ローリン・ヒルの復活コンサートを『BLUE NOTE(ブルーノート)』に聴きに行ったんですが、もっと素敵な服を着てこればよかった、と思ったんです。ディナーを食べながらコンサートを楽しむのもいいですし、日本でなら美術館でデートしてみたいですね」と秋らしい芸術巡りのデートを希望した。
改めて、今回のアンバサダー就任を「挑戦だった」と石原。「157センチしかない私にMax Maraが着こなせるの? と思いましたが、背が高くなくてもフィット感が素敵な服なんです。それは挑戦しなければわからないことでした。挑戦した先に発見できることがあるので、これからも挑戦していきたい。Max Maraの服を着慣れるようになっていきたいと思います」とさらなるチャレンジと大人の女性への成長を誓っていた。
Max Mara青山店は9月13日よりリニューアルオープン。