シャネル(CHANEL)の2017年春夏プレタポルテコレクションから、バレリーナシューズの新コレクションが登場する。
パリのグラン・パレで行われた17年春夏プレタポルテコレクションは、「シャネルのデータセンター」に見立てたコンピューターキャビネットがずらりと並んだランウェイに、シャネルツイードを着たロボットマスクのモデルや、カラフルなLEDと融合したグラフィカルなアイテムを纏ったモデルたちが登場。斬新なアイデアとディテールで“デジタル世界の女王”を表現した。
今シーズン展開されるバレリーナシューズは、そのコレクションのキープロダクトである黒いグログラン素材のつま先にメタリックシルバーを合わせたフューチャリスティックなカラーを筆頭に、女性らしいエレガンスを備えたフューシャ×バーガンディー、マニッシュで知的なネイビー×ブラックなど、フレッシュなカラーパレットで登場。さらに、クラシカルなパウダーピンクのキルティングは、足を小さく見せるバイカラーはそのままに、つま先に小さなCCマークを配したデザインに。タイムレスなバレリーナシューズが素材とカラーのアップデートにより、さらにモダンな表情へと進化を遂げている。
1957年にガブリエル・シャネルがデザインしたバイカラーのバックストラップシューズから着想を得て誕生したバレリーナシューズは、1984年の春夏プレタポルテコレクションで初めて登場して以来、ハンドバッグと並んでシャネルのスタイルを象徴する重要なアイテムとして愛されている。