ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が4月4日から9日まで開催中のサローネ・デル・モービレ・ミラノ(ミラノサローネ国際家具見本市)で、「オブジェ・ノマド コレクション」の新作10点を発表、展示している。
2012年にスタートした「オブジェ・ノマド コレクション」は、世界中の著名なデザイナーたちが旅にインスパイアされ、限定生産アイテムや、実験的プロトタイプとも言えるオブジェを想像してきた。今回は、新たに吉岡徳仁とインディア・マタヴィ(India Mahdavi)のデザイナー2人が加わり、計10点の新作が発表された。
新作では、吉岡徳仁のブロッサム・スツール(Blossom Stool)を始め、ボッティチェリが描いた『ヴィーナスの誕生』の雲と貝殻にインスパイアされた、カンパーナ兄弟(Campana Fernando&Humberto)による遊び心溢れるソファや、レザーベルトを想起させるストラップを、異なる手法で用いたアトリエ・オイ(atelier oi)によるチェア、マルセル・ワンダース(Marcel Wanders)のマルタージュ(菱形の格子模様)・レザーで豪華にあしらったモダンなロッキングチェア、寄せ革細工が精巧に施され、護符にインスパイアされたインディア・マタヴィによるノマド・サイドテーブルなどが登場する。