6月13日から16日の4日間の日程で開催されたピッティ・イマージネ・ウオモ92(PITTI IMMAGINE UOMO92)は、例年同様オペラ・フェスティバルなどが開催される観光シーズンとういうこともあって、フィレンツェの街中がお祭り状態。今年も世界中からメンズファッションのバイヤー、プレスなど3万人を超える来場者が訪れた。
会期中のフィレンツェは連日32度を超える猛暑が続いたが、世界最大のメンズファッションのフェスティバルだけあって、来場者は最新のコーディネートでこの総合展示会にのぞむ姿勢は変わらない。Tシャツにリュックサック、ショートパンツ姿でフィレンツェ市内に溢れる観光客とのルックスの違いは一目瞭然。
特にこの数シーズン、注目されているのはアフリカン・ファッショニスタ。旧ザイールから発生したコンゴのサプールたちをはじめ、セネガリーゼ、ナイジェリアンなどのルールに基づいた着こなしが、アメリカン、アスレジャーなアイテムやスタイルに移行するミラニスタと対照的に、会場を盛り上げていることは確かだ。
ピッティ・ウオモ92の会場スナップを紹介する。Vol.01は彼らを始め、ハットを粋にこなすピッティスタイルから。
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Text & Snap: Tatsuya Noda