「ムーミン」の原作者トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『トーベ』が10月1日より全国公開

開催日:2021.10.01
2021.07.15
ムーミン」の原作者として知られる、フィンランド作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画「TOVE/トーベ」が10月1日より、新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国公開される。

© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
を始め世界中で愛されるムーミンの物語。それは画家としてキャリアをスタートさせたトーベ・ヤンソン自身の人生を投影して生み出されたものだった。文学、コミック、舞台劇、アニメーションなど、今日においても色褪せること無く人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、いかにして育まれていったのか。本作はトーベ自身の人生のあり方とともに、その創作の秘密に迫っていく。

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ムーミンの登場人物“ヘムレン”のイラスト

本国フィンランドでは公開されるや大絶賛で迎えられ、スウェーデン語で描かれたフィンランド映画としては史上最高のオープニング成績を記録。公開から7週連続で興行収入ランキング第1位となった。更に第93回アカデミー賞®国際⻑編映画賞フィンランド代表へ選出されたのをはじめ、数々の映画賞を席巻した。

© 2020 Helsinki-filmi, all rights reservedスナフキンのモデルになったとも言われるトーベの恋人アトス・ヴィルタネンとデートを楽しむ様子


■「TOVE/トーベ」のあらすじ

第二次世界大戦下のフィンランド・ヘルシンキ。激しい戦火の中、画家トーベ・ヤンソンは自分を慰めるように、 不思議な「ムーミントロール」の物語を描き始める。やがて戦争が終わると、彼女は爆撃でほとんど廃墟と化したアトリエを借り、本業である絵画制作に打ち込んでいくのだが、著名な彫刻家でもある厳格な父との軋轢、保守的な美術界との葛藤の中で満たされない日々を送っていた。

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それでも、若き芸術家たちとの目まぐるしいパーティーや恋愛、様々な経験を経て、自由を渇望するトーベの強い思いはムーミンの物語とともに大きく膨らんでゆく。そんな中、彼女は舞台演出家のヴィヴィカ・バンドラーと出会い激しい恋に落ちる。それはムーミンの物語、そしてトーベ自身の運命の⻭車が大きく動き始めた瞬間だった。


【映画情報】
映画「TOVE/トーベ」
10月1日より、新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国公開

出演:アルマ・ポウスティ、クリスタ・コソネン、シャンティ・ローニー、ヨアンナ・ハールッティ、ロバート・エンケル
監督:ザイダ・バリルート
脚本:エーヴァ・プトロ
音楽:マッティ・バイ
編集:サム・ヘイッキラ
2020 年/フィンランド・スウェーデン/カラー/ビスタ/5.1ch/103 分/スウェーデン語ほか
日本語字幕:伊原奈津子/字幕監修:森下圭子 レイティング:G/原題:TOVE
協力:ライツ・アンド・ブランズ、ムーミンバレーパーク/配給:クロックワークス
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公式サイト: https://klockworx-v.com/tove/
編集部
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