1月18日より三越伊勢丹ホールディングスの首都圏の主要店舗で冬のクリアランスセールがスタートした。 夏のクリアランスセールと同様、例年より約2週間後ろ倒してのスタートとなる。
伊勢丹新宿店では開店前に本館・メンズ館を合わせて約4000人が行列を作った。 これは、セール時期を後ろ倒しにした昨年夏のクリアランス初日とほぼ同数で、 三越伊勢丹ホールディングス広報担当によると「予想以上に多くのお客さまにお並びいただいた。 クリアランスセールをお待ちいただいていたことが伺える」と話す。
冬のバーゲンは、例年は1月2日に初商とともに実施され、帰省客や観光客などの来店も多い。 今年はそこから約2週間の後ろ倒しとなり、平日ということもあって、主婦や孫を連れた祖父母の姿が例年より目立った。
17時以降も本館2階、3階の婦人フロア、メンズ館を中心に客足は伸びており、 19時の時点で売上は計画値を達成し更に拡大する見込み。首都圏基幹店舗の日本橋三越本店、銀座三越も同様に目標を上回っている。
主要百貨店が1月2日から冬のバーゲンセールを例年通り開催したのに対し、日程を後ろ倒して開催したのは、三越伊勢丹ホールディングス とルミネのみ。
三越伊勢丹ホールディングスは今後もセール時期については適正な設定を継続して行っていくという。