デザインを楽しみながら学ぶ体験型企画展「PARCO DESIGN MUSEUM『保存展』」が、10月21日から30日まで池袋パルコ本館7階のパルコミュージアムにて開催される。
インテリアとデザインを軸に活動するアッシュ・ペー・フランス BATOMA(場と間)のプロデュースによって開催される本展では、旬なデザインテーマを掲げながら、テーマに特化した展示やワークショップなどの体験型コンテンツを実施する。
デザインテーマは“保存”。コレクターによるモノの保存や食材の保存、アーティストが作品にする保存など、一言に言っても“保存”には様々な意味合いが存在する。同展では、そんな保存のあり方を「アート」「コレクション」「食」の3つの切り口で紹介。「アート」では学術的な標本をアートに昇華させた美しくも不思議な「透明標本」を、「コレクション」では4名のコレクターがそれぞれ偏愛する「マック」「中古家具」「標本」「酒瓶」を、「食」では“少数民族の保存”や“発酵”を切り口に様々な保存の在り方を紹介する。
また、会期中はコレクションされた標本を顕微鏡で見るなど、展示物に触れられるワークショップも開催。その他、日本発酵文化協会代表理事の横山貴子によるセミナーや、“保存”をテーマに集められた商品を取り扱うミュージアムショップなども行われる。
参加のクリエーターは、透明標本作家の冨田伊織、家電蒐集家・Retrofitterでデザインアンダーグランドを主宰する松崎順一、高円寺にあるアンティーク&ヴィンテージショップのピィカ(piika)、Arche’ologieブランドディレクターの中里恭宏。会場構成は建築家の吉田愛が手がける。
【イベント情報】
PARCO DESIGN MUSEUM「保存展」
会場:パルコミュージアム
住所:東京都豊島区南池袋1-28-2 池袋パルコ本館7階
会期:10月21日~30日
時間:10:00~21:00(10月30日は18:00まで)
入場無料
会期中無休