グッチ(GUCCI)が、ブランドの美学を全く新しい体験を通じて発信するアートプロジェクト「GUCCI 4 ROOMS」をスタートする。
同プロジェクトは、グッチの折衷的で独創的な世界をインスピレーション源に、4人のアーティストにそれぞれの“部屋”を制作してもらい、その4作品をヴァーチャルとリアルの双方で発表するというもの。制作された作品は10月11日にオンライン上のデジタル空間で展開された後、10月12日より東京・銀座で実体験が可能なインスタレーションとして公開される。
今回同プロジェクトに参加したのは、16-17AWコレクションよりコラボレーションを展開しているアーティストのトラブル・アンドリューの他、世界が注目する日本人アーティストの塩田千春、真鍋大度、Mr.の3名を合わせた4名。アーティストたちはそれぞれ、クリエイティブディレクターのアレッサンドロ・ミケーレによるデザインと美学を象徴するモチーフをテーマに、独自の解釈と手法でイマジネーション溢れる部屋を制作した。
塩田千春はグッチのハーバリウムパターンに秘められた精神性を幻想的に紡ぎ出した「GUCCI HERBARIUM ROOM」を、真鍋大度はアレッサンドロがコレクションで発表した言葉に着想を得た「GUCCI WORDS ROOM」を、Mr.はアレッサンドロのメッセージを表現したガーデン「GUCCI GARDEN ROOM」を創造。トラブル・アンドリューが手掛けた部屋はシークレットルームとなっており、他の3つの部屋に隠されたエレメントを発見したゲストだけがたどり着くことができる。
それぞれの部屋にはグッチの16-17AWコレクションの最新アイテムの他、17年クルーズコレクションのジュエリーや日本限定のスペシャルアイテムなどが配置され、ゲストはアーティスティックなデジタル体験をしながらグッチの公式オンラインショップに飛んでショッピングを楽しむことができる。
なお、この部屋は10月11日に特設マイクロサイト(gucci4rooms.gucci.com)で公開された後、10月12日から27日までグッチ銀座7階のイベントスペースにて日本人アーティスト3人のインスタレーションが、10月12日から24日までドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)1階のイベントスペースにてトラブル・アンドリューのインスタレーションが展開される。