来年ブランド創立30年を迎えるイタリアのスニーカーブランド「ルコライン(RUCOLINE)」が、銀座並木通りのフラッグシップショップをリニューアルした。店舗デザインは、雑誌や広告のグラフィックをはじめMV、プロダクトデザインなど活動の幅を広げているアートディレクターの千原徹也(れもんらいふ代表)がプロデュース。ブランドロゴも同店だけ同氏が手掛けた新しいロゴが使用されるなど、イタリアに先行してリブランディングが東京から発信されている。
店内には千原氏がディレクションしたという黒のコスチュームが新作スニーカーとプレゼンテーションされ、従来のコンフォートシューズとしてのステイタスから、ラグジュアリースニーカーへとイメージを刷新。
今秋冬シーズンより新たに提案されているシャイニーなハイテク素材とマットなレザーとを対比させたアイテムと、和紙、漆、石など黒を基調にしたインテリアによって、イタリアと日本の伝統的な素材と技術を融合させている。
Text: 野田達哉