日本を代表するグラフィックデザイナー、仲條正義の個展「仲條の前半分展」を開催

2013.01.17

東京・勝どきのイベントスペース「@btf」で、日を代表するグラフィックデザイナー、仲條正義の個展「仲條の前半分展」を開催している。

本展のために、これまで仲條デザイン事務所に保存されていた、1973年のものから最新作まで40年間の作品をすべて整理。ポスターから「花椿」誌まで、約380点が展示される。

仲條は1933年東京生まれ。1956年東京藝術大学美術学部 図案科を卒業後、資生堂宣伝部、デスカを経て1961年仲條デザイン事務所設立。主な仕事に40年以上にわたった資生堂『椿』誌のアートディレクション及びデザイン、ザ・ギンザ/タクティクスデザインのアートディレクション及びデザイン、資生堂パーラーのロゴタイプ及びパッケージデザインなども手掛けた。

「グラフィックデザインは、まだニュートンの時代。グラフィックデザイン界のアインシュタインはまだ現れていない。新しいのが現れる気配はない。現れるまでは死ねない。」と、つぶやく仲條氏の、"前半分(まえはんぶん)"を楽しめる。

未熟と若気の至り、その他、駄作など、ギャラリーには失礼だけれど、広い会場でINとOUT二つに分けて一方を晴海のゴミにするつもり。自分を振り返るのもつらいのに人様に見せるのもどうかと思うのですが「仲條の前半分」笑ってやってください。(仲條正義)


展覧会情報】
仲條正義「仲條の前半分」展
会期:2013年1月27日(日)まで
定休日:月・火曜日、祝日 
営業時間:11:00から19:00
会場:@btf 3A/3B 4A/4B
住所:東京都中央区勝どき2-8-19 近富ビル倉庫3階・3A/4階・4A
編集部
  • 仲條の前半分展
  • 日本デザインコミッティー「LIFE」(1994)
  • パリ日本文化会館「デザインの世紀展」(1997)
  • TACTICS DESIGN(1983)
  • 「WELCOM TO JAPAN」JAGDAジャパン展(1988)
ページトップへ