ファッション誌のパリ特派員、翻訳家として20年間、フランスを日本に伝えてきた村上香住子による大人のパリガイド決定版『Paris Style』が販売されている。
村上香住子は、20代の頃からパリで暮らし、フランス文学のボリス・ヴィアン、アンリ・トロワイヤなどの翻訳を手掛けた翻訳家。1985年に再び渡仏するとその後20年間パリに滞在し、マガジンハウスやフィガロジャポンのパリ支局長として活躍した。また、フィガロ誌にて「猫ごころ、巴里ごころ」も連載している。
今回発売された『Paris Style』では、名高い俳優やアーティストたちへの取材、社交の場を経験した村上だからこそ知る“パリ”の情報を幅広く紹介。インテリアや雑貨、文具などの身近なものから、洋服やヴィンテージ、アクセサリー、美容院、スパなどの美容情報、カフェやレストラン、ワインなどのフード、美術館、音楽ホール、映画などのアートやカルチャーまで様々な情報が掲載された。また、巻末にはジェーン・バーキン、カロリーヌ・ド・メグレなど9人のパリジャン・パリジェンヌのお気に入りの場所が初公開されている。
【書籍情報】
『Paris Style』
著者:村上香住子
写真:在本彌生
カバー絵:Andre Saraiva
ブックデザイン:有山達也、山本祐衣
出版社:Little More NEW BOOKS
発刊:2016年9月26日
価格:2,000円