エイチ・アイ・エス(H.I.S.)が、プロカメラマンによるレクチャーを受けながら地球の絶景を写真に収めることが出来るツアーを発売、予約受付を開始した。
提案されているのは、“一生に一度は行ってみたい地球の絶景スポット”として知られる南米・ボリビアのウユニ塩湖に向かうコースと、驚異のオーロラ観賞率を誇るカナダのイエローナイフに宿泊するコースの2パターン。どちらも写真家が同行し、環境にあった撮影のテクニックやコツのレクチャーを受けながら、旅が進められる。大自然が織りなす神秘的な風景に酔いしれながら、その絶景を写真作品として残すことが出来るツアーとなっている。
アンデス山脈に囲まれ、標高3,700mの高地に位置するウユニ塩湖は、雨季になると表面に水が溜まり、太陽の光や星の光を反射してまるで鏡のような美しい風景を見せることから“天空の鏡”と比喩されている。ウユニ塩湖を周遊するコースは通常1泊または2泊滞在のコースが多いが、同コースではウユニ塩湖ほとりの“塩でできたホテル”にゆっくり3連泊するコースを提案。早朝の地平線の向こうから昇る朝日や、夜の湖面に星空が写りこみ、360度星空に包みこまれる幻想的な眺め、昼の空の雲が鏡のように写る絶景をゆっくりと楽しむことが出来る。
写真の明るさが適正となるような露出をコントロールするのが特に難しい星空の撮影。同コースでは自然写真家の高砂淳二より、それぞれのレベルにあったカメラ撮影のレクチャーを受けながら写真撮影が行える。今回は、「南米の絶景ウユニ塩湖で写真撮影9日間」と神秘の空中都市マチュピチュにも立ち寄る「ウユニ塩湖で写真撮影&マチュピチュ遺跡11日間」の2コースを同じ出発日で用意。出発日は星空が綺麗に見える可能性が高い新月に合わせて設定された。
オーロラ観賞率が高いことで知られるイエローナイフに3連泊するコース「極北の絶景 夜空を彩る神秘のオーロライエローナイフ5日間」では、“犬ぞり”に乗って大雪原を走りながら、プロのカメラマンも撮影で使用するオーロラ観察場所ファーレイクに向かう。当日は、“オーロラハンター”と言われ、このような環境での撮影歴20年以上の実績を誇る自然写真家の田中雅美が同行。カメラ初心者から上級者にまで、より印象的な写真を撮るコツをレクチャーしてくれる。また、オーロラ撮影に欠かせない防寒具や三脚(1日目のみ)を無料レンタルする他、田中雅美愛用のオーロラの撮影に適したカメラも特別価格でレンタルする。
価格は「南米の絶景ウユニ塩湖で写真撮影9日間」が84万9,000円、「ウユニ塩湖で写真撮影&マチュピチュ遺跡11日間」が87万9,000円、「極北の絶景 夜空を彩る神秘のオーロライエローナイフ5日間」が35万9,000円。