この秋も引き続き、70年代スタイルのファッションがトレンドとなりそうだ。秋冬アイテムの本格的な展開が始まった伊勢丹新宿店でも、時代を越えて愛され、今日のスタンダードを作った70年代のスタイルに注目した提案を行っている。
同館2階アーバンクローゼットでは、70年代に活躍したデザイナー、イヴ・サン=ローラン(Yves Saint Laurent)の象徴であるブラックボウをアイコンに、いつの時代も女性に愛される“スクールガールスタイル”をフィーチャーしたプロモーションを展開中。ボーダーカットソー、膝丈のチェックスカート、ジャンパースカートなどベーシックなアイテムに、ロングのプリーツスカートや付け襟、ガウチョパンツをコーディネートすることで、今年らしいシルエットでスクーリーなスタイルを楽しむことが可能だという。
■モード感のあるスクールガールスタイルを楽しみたいなら
アメリカのスクーリースタイルを思わせる、レディーフォアザウィークエンド(Ready for the Weekend/以下、RFW)のデニムシャツ(1万6,000円)にスタジャン(2万9,000円/RFW)を重ねたスタイルに、あえてロングプリーツスカート(2万2,000円/RFW)をスタイリングすることで大人っぽい新鮮なシルエットが生まれる。
また、スクールガールに欠かせないロゴスウェット(1万6,000円/RFW)にハリ感のあるエリン(ELIN)のロングスカート(3万7,000円)を合わせたスタイルもオススメ。カジュアルになりすぎないようスウェットのネックをボトルネックにし、大人っぽいスタイルに仕上げたモノトーンのコーディネートで、大人の女性でもトライしやすい。
フェミニンとマニッシュのバランスがよいのは、ゆるやかなAラインのボーダーロングTシャツ(1万6,000円/RFW)に、モードを感じられるサクラ(SACRA)のレザー風ガウチョパンツ(3万7,000円)のスタイリング。ボーダーシャツは背中と裾にスクールスタイルを思わせるブラックボウディティールでアクセントを付けている。
■フェミニンでクラシックなスクールガールスタイルを楽しむなら
上品なスクールスタイルを楽しみたいなら、エリンのコンパクトなシルエットのラインニット(3万5,000円)に、ヒップから下にチュチュを忍ばせて自然なふくらみを持たせたチェック柄のコクーンスカート(1万9,000円/RFW)を合わせるのもいい。スクールガールの鉄板アイテム、チェックスカートが気分を盛り上げてくれそうだ。
同フロアで支持を集めるセットアップアイテムでも、スクーリーなアイテムが登場。アミウ(AMIW)からは、モスグリーン、ネイビー、ホワイトの3色展開のボックスシルエットのセットアップ(トップス:1万8,000円、スカート:2万4,000円)をオススメしたい。ボックスシルエットのトップスに、シャツメーカーで作っているというオリジナルの付け襟(9,000円/RFW)を加えれば、トレンド感もプラス出来る。
付け襟を付けることでスクーリーな雰囲気を堪能できるのはエリンのシンプルなジャンパースカート(4万3,000円)でも同じこと。ワントーンで裾に向かってタイトなシルエットのジャンパースカートに付け襟を加えるだけで、大人のスクールスタイルとなりそうだ。
秋の始まりにトレンドを取り入れるなら、大人のためのスクールガールスタイルにも注目したい。同フロアでは、今シーズン「タイムレスワードローブ」をテーマに、時代を越えて愛されるアイテムにトレンド要素を組み合わせたプロモーションを展開していくという。