サマーソニック 2015でトリを務め、会場を大いに沸かせたファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が、ライヴから一夜明けた8月17日、アディダス オリジナルス(adidas Originals)のパーティー「CELEBRATION PARTY TOKYO by Pharrell Williams & YOON 」に出席し、再び東京の夜を沸かせた。
グローバルキャンペーン「#OriginalSuperstar - Pay It Forward」を全世界で展開中のファレルとアディダス オリジナルス。「Superstar creates for an audience of one(スーパースターは自分自身のために創り出す)」というファレルの精神を基に、ファレル自らが選んだ“スーパースター”なクリエイター5人が“真のスーパースター”を写真や歌や絵で表現。ファレルから選ばれた彼ら5人が次のスーパースターを指名し、更に次のスーパースターが選ばれて…というサイクルを拡散させていくことで、世界中でクリエイティビティを連鎖させていく壮大な企画だ。
この日のパーティーは、「#OriginalSuperstar - Pay It Forward」の日本での展開として、ファレルが選んだ“スーパースター”なクリエイターのひとりであるYOON(ユーン)と共に、「SUPERSTAR PLAYGROUND」と題したプロジェクトの開始を記念して開催されたもの。
YOONは、ファレルから受け取ったメッセージを、彼女なりの解釈でパーティーとして表現。奥田和久/KAZによるパフォーマンスアートをはじめ、「DJ DARUMA(PKCZ)& JOMMY」とルーカス・バレンタイン(Lucas Valentine)によるミュージックセレクション、アニメーションダンサーのキッキィ(Kikky)とダンスユニット「NUMBERS」によるダンスなど、YOONが創り上げたコンセプト「PLAYGROUND」をベースに遊び心をくすぐるパフォーマンスの数々が展開された。
会場の中央にはDJセットが組まれ、ファレルの大ヒット曲「Happy」やボーカルとして参加したDAFT PUNK(ダフトパンク)の「Get Lucky」など所縁の曲などがプレイされ、クラブイベントのような雰囲気。しかし、別の場所に目を向けてみると先日、発売されたばかりのスーパースターのつま先にアートを施した新作コレクション「スーパーシェル(Supershell)」の展示ブースを始め、天井からはブランコが吊るされ、クッションが山と積まれたリラックススペースもあり、YOONならではの“アソビ場”が表現された。
パーティーが後半に差し掛かるとファレルが登壇。詰め掛けた約700名の参加者たちに向けて「クリエイティビティとは、創りつづけること、枠にとらわれないで考えること、ただそれだけ」とメッセージを送ると、会場内の盛り上がりは最高潮に達した。
さらに、日本で展開されるプロジェクト「SUPERSTAR PLAYGROUND」についてもコメント。「クリエイティブでいることは、自分自身の考えで前に進み続けること、それを日本のみんなに伝えたかったし、今回このように伝えられたことがとても嬉しい」と語り、今後、日本で広がるクリエイティビティの連鎖に期待を寄せていた。
また、ユーン(YOON)と「スーパーシェル」に参加したアーティストのミスター(Mr.)も登壇。ファレルとの出会いや、自分たちにとっての“真のスーパースター”とは何かを語り合った。