空前のブームを巻き起こし、90年代ブームのリアルタイム世代から若者まで、あらゆる世代から注目を集めている“スニーカー”。そんなスニーカーにスポットを当てたドキュメンタリー映画『スニーカーヘッズ』が今秋、日本で公開されることが決定した。
ノームコアファッションやスポーツミックスなどのカジュアルスタイルの人気と相まって、人々の足元を飾ることが多くなったスニーカー。本作は、そんなスニーカーをこよなく愛する“スニーカーヘッズ”たちを追いかけることで、スニーカーの魅力を伝えるものとなっている。
本作で描かれるスニーカーヘッズたちの、スニーカーへの愛と執念はすさまじい。ある者はナイキ(NIKE)の「RETRO JORDAN 11」を手に入れるためにゴミ箱の中に隠れ、またある者は最新の「NIKE FOAMPOSITES」を手に入れるため零下の中、何日間もテントを張って並ぶ。
ロサンゼルス、ポートランド、ソルトレイクシティ、ボストン、ニューヨーク、ヒューストン、そして東京のストリートまで、そんなスニーカーに心奪われた人々の姿を収め、世界中のスニーカーによる文化的影響を考察するものとなっている。
また、劇中にはナイキのコンサルティング活動を行っていたDJクラーク・ケント(DJ Clark Kent)を始め、デザイナーのフランク・ザ・ブッチャー(FRANK THE BUTCHER)やスニーカーコレクションのコレクターとして知られるジェフ・ステープル(Jeff Staple)など、スニーカーに所縁のある人物たちも登場している。
映画『スニーカーヘッズ』は11月、渋谷シネクイントほかにて公開。