ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)が6月6日、ユニセックスの新作フレグランスコレクション「パルコ パッラーディアーノ」(100ml/各3万5,000円)をボッテガ・ヴェネタブティックにて先行発売する。
同コレクションは、1966年にボッテガ・ヴェネッタが誕生した地であるイタリア・ヴェネト地方にあるパッラーディオ様式の庭園からインスピレーションを得て製作されたもの。クリエイティブディレクターのトーマス・マイヤーが監修し、ミッシェル・アルメラック、ダニエラ・アンドリエール、アレクシス・ダディエといった感性の高い調香師とのコラボレーションによって2年を超える歳月をかけて製作された。
フレグランスは全6種類で展開され、それぞれの香りにはパッラーディオ様式のヴィラにおける古くからの伝統にちなんで、I、II、III、IV、V、VIとシンプルにローマ数字の名前が付けられた。そのうち「パルコ パッラーディアーノI」は、まだ露に覆われた清らかな庭を朝日が照らし始める情景を思わせるような1日のはじまりの時間をイメージ。「パルコ パッラーディアーノII」では、巻のいきいきとした躍動感が詰め込まれ、グリーン系のフレッシュな香りが特徴のフレグランスに仕上げられた。「パルコ パッラーディアーノIII」は秋に庭の果樹園に植えられた洋ナシの木の通り過ぎたひとときを、「パルコ パッラーディアーノIV」では香水には滅多に使われることのないカラフルなツツジの花を使用し、日差しの中から香りが立ち昇る夏の庭の感覚を表現。「パルコ パッラーディアーノV」は、ヴィラのそばにある香り高いハーブガーデンに向かう散歩の時間がイメージされている。「パルコ パッラーディアーノVI」は、ヴィラに運び込まれたローズの濃厚な香りと、木製の家具のあたたかみのあるウッディな香りが入り混じったフレグランスに仕上げられた。
ボトルは、ヴェネツィアのクラシカルなガラス細工からインスピレーションを得ており、ボッテガ・ヴェネタを特徴づける美的センスが表現されている。また、ブランドを象徴するイントレチャートの模様もデザインされた。なお、この模様はボトルの他、キャップやパッケージングといったあらゆる部分に施されている。