ステラ マッカートニー(Stella McCartney)が、スタイリングシリーズ「Double Act」の新作を発表した。
「Double Act」は、世界中の都市から1都市に焦点をあて、そこに住むひとりの女性をフィーチャーしてステラ マッカートニーの最新コレクションを紹介する「One City, One Girl」シリーズに続くもので、毎回様々な人を起用して新作アイテムやスタイリングを紹介していくオリジナルコンテンツ。
今回は、ハートブレイクやフェミニズムなどを主な題材とする詩人のグレタと、現在児童書のイラストを手掛けるアーティストのコジマによる最先端のクリエイティブデュオ、グレタ&コジマ ベレマシーナ(Greta & Cosima Bellamacina)をフィーチャー。ふたりが16年夏のレディ トゥ ウェアコレクションと新作アイウエアコレクションを使って独自のスタイリングを披露する。なお、グレタは同企画の中で特別に「The Retirement of Bees」という詩を書き上げた。
自身について、グレタは「私たちはロンドンで生まれ、ハムステッド ヒース近郊で育ちました。今でもハムステッド ヒースのワイルドさに神秘性を感じます。詩人である私にとって、人と風景や景色とのふれあい方はとても重要です。映像作家としても活動していて、『Ezra Pound: The Last Cantos』という題名でエズラ パウンド(Ezra Pound)の90歳になる娘で詩人、翻訳家のマリー デ ラチェヴェルツ(Mary de Rachewiltz)をフィーチャーしたショートフィルムを昨年製作しました」と語る。
コジマは、「私はクリエイトすることが大好きです。ひとりひとりから作り出されるマジカルな機会が無限にあると思います。時間があれば絵を描きますし、いつも新しい題材や被写体を構想しています。現在は児童書の製作に携わっています。また、ロンドンで美術史の学位も取得中です」と話している。
また今回の撮影でのお気に入りのルックについて、グレダは「ブラック アンド ホワイトのチェック柄のポロシャツとスカートを合わせたモッドスタイル。いつでも着られてストロングに感じられるところが好きです」とコメント。コジマは、「私は、機能性とフェミニンさを兼ね備えたネイビーのジャンプスーツがお気に入りです」と語っている。