ケリング(Kering)が、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)のCEOにエマニュエル・ギンヅベルジュ(Emmanuel Gintzburger)が5月9日付けで就任したことを発表した。
エマニュエル・キンヅベルジュは、フランス国籍の42歳。1997年にダノン(DANNON)に入社し、1998年から02年にルイ・ヴィトン・パシフィック(LOUIS VUITTON PACIFIC)の香港オフィスに移るまでマーケティング・アナリストとして従事。07年にインターナショナル・リテール・ディレクターとしてランバン(LANVIN)に移ったの後、09年にイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)のヨーロッパのリテールディレクターとして入社。11年から16年まで同ブランドのリテール及びホールセールのディレクターを務め、世界の主要マーケットでのビジネスを発展させてきた。
一方前任のジョナサン・エイクロイドは、リー・アレキサンダー・マックイーン(Lee Alexander McQueen)の死をはじめ激動ともいえる12年間をCEOとして支えてきた。エマニュエル・ギンヅベルジュは今後その職務を引継ぎ、ブランドのグローバル展開および成長を担っていく。