三越銀座店は、2月2日から16日まで、世界から注目を集める、進化しつづける東京発のポップカルチャーやファッションにフォーカスしたイベント「DISCOVER!TOKYO」を同店各階で開催する。
同イベントの注目は、日本のポップカルチャーの第一人者である天野喜孝が手掛けるネオジャポニズムなキャラクターアート「CANDY GIRL」の限定品が発売されることだ。ファッション雑貨やライフスタイル、フードアイテムなどを含め、同店地下2階、地上1階、2階、7階を中心に紹介される。なお、7階ギャラリーで開催される「天野喜孝展 CANDY GIRL」は9日まで。
天野喜孝は1952年生まれ。アニメ制作会社で「タイムボカンシリーズ」や「ガッチャマン」などのキャラクターデザインを手掛け、独立後はゲーム「ファイナルファンタジー」のキャラクターデザインや舞台美術など、その活動の幅を広げている。2012年からは「CANDY GIRL PROJECT」を始動。CANDY GIRLとは、108体の女の子たちが“キャンディー”のようにカラフルに描かれたイラストで、同イラストとラグジュアリーブランドや伝統工芸等とコラボレーションすることで、クールジャパンの象徴となっている。
今回、同店で天野がコラボレーションするのは、ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)。天野が直筆でCANDY GIRLを描いたトートバッグ(100万円)を限定2点(それぞれ一点物)発売する他、ニューニュー(newneu.)のトートバッグ(2万7,000円)やシューズ(2万2,000円)、フェスタリア ビジュソフィア(festaria bijou SOPHIA)のネックレス(18万円)ともコラボレーションする。
また、CANDY GIRL がプリントされたiPhone6・6s用のシールカバー(4,200円)、磁器の皿(2,500円)や箸置(5個セット 3,500円)など、ライフスタイルアイテムも登場する。6日午後2時からは、同店7階ギャラリーで天野のサイン会も実施される。(※参加条件は2日から6日に画集を購入した先着50名限り)
この他会期中は、同店婦人フロアでは、“東京発ファッションブランド”も紹介される。ファセッタズム(FACETASM)からは16SS限定品を始め、ブラウス(3万9,000円)やスカート(4万1,000円)が展開される他、タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)は裾がアシメントリーのワンピース(2万4,000円)、ビューティフル ピープル(beautiful people)はフェミニンなムードのライダーズジャケット(8万2,000円)を発売する。ミハラヤスヒロ(MIHARA YASUHIRO)からはフリンジ仕上げのヘムで立体的なフォルムが特徴のデニムプルオーバー(2万9,000円)が発売される。
また、同店3階婦人服フロア「ル プレイス(Le PLAYCE)」では、顧客や売場スタッフが“東京デザイナー”へ事前にインタビューをし、その回答を紹介するパネルも設けられている。
会期初日には、同店でオープニングセレモニーが行われた。ゲストとして天野喜孝や、天野が手掛けるファイナルファンタジーのキャラクターのファンだというアローディア、CANDY GIRLのミステリアスながらもその可愛さが好きだというマドモワゼル・ユリアらも駆け付け、CANDY GIRLの魅力を語った。