WEAT
1. 今回のコレクションのテーマに加え、デザインにおいて大切にしていることを教えてください。
FW21コレクションのテーマは、「Power Femme」。コレクションでは、フェミニンで機能的なファッションを表現している。サステナビリティを実行するための課題を置き去りにすることなく、最高級の素材、職人技、そして最先端の美学をデザインにつぎ込んだ。
昨今の気候問題を考えれば、当然、私たちのコレクションは現代的な機能にインスパイアされる。そのため実用的でありつつフェミニンなデザインが合理的だと考えている。デザインにチェーンやメタルを組み合わせることで、パワーを感じさせるコレクションが生まれている。
私たちのデザインの重要なポイントは、三角形。三角という形は、機能性とラグジュアリーを完璧に融合させる。私たちがデザインをするとき、三角という有機的な形は、機能性とクオリティを盛り込むキーとなっている。
今回のコレクションでは、暖かみがあり、オーガニックで着回しが効くグリーンとニュートラルの2色をキーカラーとして展開する。
●Going Green(環境に配慮しよう)
セージやアボカドから明るいアップルグリーンまで、あらゆる植物や果実、野菜など多様なグリーンを取り入れた。
●A Focus on The Classic Brown Bag(クラシカルなブラウンのバッグを見て!)
サイズのちょうど良い、ブラウンのリッチなレザーバッグは、旬でもあり、永遠のアイテムでもある。いつの時代も変わらず、ブラウンは使うべき色だ。ブラウンのクラシカルなバッグは、他の色と完璧にマッチし、どんなワードローブにも合うベースになる。
私たちのブランドは、スタートの頃から機能的なラグジュアリーを追求し、アイテムはユニークで、シェイプには主張があるが、それでいてどんな目的にも対応する機能性がある。
2. コロナの収束後に向け、服に込めたメッセージを教えてください。
新型コロナに見舞われたとき、自分達の信条や運営の仕方など、さまざまな事に見直しを迫られた。その結果、量より質という考え方が一層強くなった。今のような時代、私たちは、今あるものを使って、安心して仕事をすることが一番だと考えた。
中には、ある種のセラピーのような意味合いで、もしくは自分へのご褒美として、私たちのバッグを買い求める顧客もいる。私たちのバッグを手にして求めていた通り、あるいはそれ以上のクオリティに出会って、幸せな気持ちと満足感を得ていただき、顧客が心穏やかに暮らす助けになったのなら、それは光栄なことだ。
3. ファッション業界、またご自身のデザインプロセスにおけるサステナビリティについて教えてください。SDGsに向けた取り組みがありましたら、それも含めてお願いします。
2017年にデザインを始めてから、サステナビリティは、私たちにとって常に目的となっている。シーズンレス、タイムレス、使い回しができて、長く使えるバッグがいいと考えている。例えば私たちは、動物福祉基準Aランクの食肉施設から排出され、廃棄されるはずだった皮革をアップサイクルして、バッグに利用している。
また私たちは、製造過程においてLITE(環境への影響が少ない)ことを標榜する皮革メーカーと協働している。パッケージに使用する紙は再生紙で生分解性。ダストバッグはペットボトルをリサイクルした素材を使っている。サステナビリティに関する私たちの取り組みはhttps://weat-studio.com/pages/sustainabilityを参照して欲しい。
4. 香港マーケットの特徴、またここでブランド展開する利点と考えていることを教えてください。
香港のマーケットは非常にダイナミックだ。この「高速都市」で、WEATは創業した。多くの人々の好みとファッション好きが求めるものとには、明確に距離があるが、香港のマーケットには、その距離を埋める可能性があるように思う。私たちのデザインには、三角形のカラビナやダブルキルトのハート型バッグなど、はっきりとした特徴がある。香港のマーケットでも、ブランドアイデンティティを知らしめる余地があると思う。
5. 日本のマーケット、またファッションクリエイティビティについて感じていることを教えてください。
日本のマーケットはとてもユニークで積極的に関わっていきたい。日本のファッションマーケットには、ユニークなファッション環境があり、限りないクリエイティビティがある。新しいモノ、型破りなモノが必ずあり、私たちはそのイノベーションの一端を担いたいと思う。
<WEAT>
2017年ドイツ人ニナ・シーバーにより創業。現代女性の多様化するライフスタイルに応えるべく、バッグとアクセサリーブランド。ブランド名の「WEAT」は、「We Eat Avocado Toast(私たちは、アボカドトーストを食べる)」の略で、世代を問わず、現状を打破するエネルギーにあふれ、世界中を旅する女性たちを魅了する。
2017年ドイツ人ニナ・シーバーにより創業。現代女性の多様化するライフスタイルに応えるべく、バッグとアクセサリーブランド。ブランド名の「WEAT」は、「We Eat Avocado Toast(私たちは、アボカドトーストを食べる)」の略で、世代を問わず、現状を打破するエネルギーにあふれ、世界中を旅する女性たちを魅了する。
<センターステージ 概要>
公式サイト https://centrestage.com.hk/
会期 2021年9月10日(金)~12日(日)
会場 香港コンベンション&エキシビションセンター Hall 1A
前回実績
(2019年分) 出展者:235(23の国・地域から)
来場者:6,964(74の国・地域から)
イベント
・CENTRESTAGE ELITES グランド・オープニング・ファッション・ショー
・香港ヤング・ファッション・デザイナーズ・コンテスト(YDC)
・ランウェイ・ショーとミニ・パレード
・トレンド・セミナーとデザイナー・トーク・セッション
・市内プロモ―ション“Hong Kong in Fashion”
テーマ・ゾーン
・ALLURE - クラフトマンシップ、精巧さ、優雅さを表現
・ICONIC - 現代的でシック、アバンギャルドなデザイン
・METRO - 都会生活のカジュアルで若々しい表現
同時開催イベント
HKTDC香港ウォッチ&クロックフェア、Salon de TE
会期:2021年9月8日~12日(オンラインは19日まで)
お問い合わせは香港貿易発展局まで
東京事務所 Email: tokyo.office@hktdc.org Tel: 03-5210-5850
大阪事務所 Email: osaka.office@hktdc.org Tel: 06-4705-7030
公式サイト https://centrestage.com.hk/
会期 2021年9月10日(金)~12日(日)
会場 香港コンベンション&エキシビションセンター Hall 1A
前回実績
(2019年分) 出展者:235(23の国・地域から)
来場者:6,964(74の国・地域から)
イベント
・CENTRESTAGE ELITES グランド・オープニング・ファッション・ショー
・香港ヤング・ファッション・デザイナーズ・コンテスト(YDC)
・ランウェイ・ショーとミニ・パレード
・トレンド・セミナーとデザイナー・トーク・セッション
・市内プロモ―ション“Hong Kong in Fashion”
テーマ・ゾーン
・ALLURE - クラフトマンシップ、精巧さ、優雅さを表現
・ICONIC - 現代的でシック、アバンギャルドなデザイン
・METRO - 都会生活のカジュアルで若々しい表現
同時開催イベント
HKTDC香港ウォッチ&クロックフェア、Salon de TE
会期:2021年9月8日~12日(オンラインは19日まで)
お問い合わせは香港貿易発展局まで
東京事務所 Email: tokyo.office@hktdc.org Tel: 03-5210-5850
大阪事務所 Email: osaka.office@hktdc.org Tel: 06-4705-7030
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※最終更新(画像追加)2021年9月21日
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