9月10日から23日まで、伊勢丹新宿店で開催される「オンリー・エムアイ 秋のキャンペーン」で、ロンドン在住のコンピューターグラフィック集団である5人組のアーティスト「パプリカ エディション(PAPRIKA EDITION)」が手掛けるウィメンズファッションアイテム数種がお披露目される。
今回のキャンペーンにあたってパプリカ エディションが挑んだテーマは「伝統アート」。彼らは三越伊勢丹が保有する伊勢型紙をモードへ昇華させることで、クラッチバッグ2型(各1万3,000円)とワンピース(3万1,000円)、プルオーバー(2万6,000円)を製作した他、アートディレクション・グラフィックデザイン界の重鎮・中村重樹が手掛ける「世界の文様」デザインをクラッチバッグ(1万3,000円)に落とし込んだ。
「世界の文様」をまとったクラッチは全部で5種類。アフリカ、スウェーデン、ラオスなど、文様が誕生した地域を絞らないことで、世界各地のデザインを楽しんでもらおうという考えだ。
キャンペーン期間中、これらアイテムが展開される空間を彩るのは2組のアーティスト。1組目は、ロンドン在住のアニメーションアーティスト・尾角典子。同企画をテーマにしたスペシャルムービーを製作して、「アートを観る・聴く・楽しむ」場を提供する。上映される映像の中には、パプリカ エディションとのコラボレーションによって誕生したものもあり、伝統的な伊勢型紙がパプリカ エディション風に装いを変化させていく様が表現されているという。
そして2組目のアーティスト(アーティスト名非公開)が手掛けたのは、商品を陳列するためのディスプレイボックス。光の当たり具合でレインボーに色変化する素材で、今回の企画品イメージを表現した。
伊勢型紙、世界の文様とコラボした各商品は、展示ゾーンを分けて陳列されるため、それぞれの世界観にどっぷりと浸かることができる。