バーバリー(BURBERRY)は、ブランドの代名詞であるトレンチコートのコレクションを「ヘリテージ・コレクション」として今秋から展開する。
このコレクションでは、バーバリーがこれまで展開してきたトレンチコートのモデルを集約。アーカイブを元に、カラーはハニー、ストーン、ブラックの3色のみに限定。過去に逆上ってベルトのステッチや肩章といったディティールを統一し、丈はショート、ミドル、ロングの3種類、シルエットはスリム・モダン・クラシックの3種類にそろえた。タイトなスリムフィトは「サンドリンガム」、ニュートラルなサイズ感のモダンフィットは「ケンジントン/ウィルトシャー」、ゆったりとしたクラシックフィットは「ウェストミンスター」と、イギリスの地名をスタイル名として採用。バーバリーチェックのライナーには、各スタイル名と“Made in England”の刺繍が施されたラベルが付けられている。
素材はこれまでと同様にコットン・ギャバジンを採用。撥水性と通気性、耐久性を備えたこの素材は、トーマス・バーバリー(Thomas Burberry)が開発したもの。防寒性に優れており、ノルウェー探検家のロアルド・アムンゼン(Roald Amundsen)大佐など多くの極地探検家に愛用され、英国陸海軍が第一次世界大戦時に装備として採用したことで知られる。
またバーバリーのトレンチコートは、すべてイングランド北部ウェストヨークシャー州キャッスルフォードの工場で、熟練の職人により100もの工程を経て作られる。
日本でもバーバリーのトレンチコートは長い歴史を持ち、丸善株式会社が1914年に輸入販売を始めてから今年が100年目にあたる。
同コレクションはバーバリー表参道、バーバリー六本木、バーバリー銀座マロニエ通り、バーバリー神戸、仙台藤崎バーバリー、水戸京成バーバリー、千葉そごうバーバリー、船橋西武バーバリー、渋谷西武バーバリー、富山大和バーバリー、名古屋栄三越バーバリー、京都大丸バーバリー、梅田大丸バーバリーや広島福屋八丁堀店バーバリーで取り扱う。東京大丸バーバリー期間限定ショップでは、10月1日まで販売する。