伊勢丹新宿店では「秋の大北海道展」が9月3日から8日まで同店本館6階催物場で開催される。今回のポイントは、会場に設けられたイートインスペース「バル」でいただけるメニューが多いこと。
北海道産の乾草や穀物で育てたサフォークラムに、北海道・士別で穫れた有機野菜を添えたファームレストラン ミューの「サフォークラムのTボーンステーキ&士別野菜焼き」(4,445円)、イカソーメンやビンチョスといった、北海道産うにと相性のいい料理を集めたボーノポルポの「うにプレート」(3,241円)、大自然のうまみがたっぷり詰まったカリーバー南家の「スープカリー」(1,000円)など、味も栄養価も一級のメニューを着席して楽しむことができる。
他にも、「特大ホタテのバターソテー」(500円)、「大沼ビール ピルスナー」(464円)、「ラクレット」(600円)、「ラムチョップ」(2,593円)、「毛ガニとじゃがいものかき揚げ」(500円)、「蝦夷鹿のソーセージ」(800円)、「北海道産赤・白ワイン」(557円)など、アルコール類やそれに合うメニューもたくさんそろっているのが嬉しい。
豊富なメニューを前に、食べたいものを決めることに苦戦してしまうことが予想されるなら、事前にウェブサイトで下調べしておくのも手だ。
今回のイベントのために、北海道在住のフードライター・小西由稀が、出店商品を試食した上でコメントを寄せているので、そちらも大いに参考になる。
たとえば、竜敏の「寿司にぎりセット」(味噌汁付き2,593円)に寄せたコメントを読むと、北海道では、マイカのゴロ(内臓)やボタンエビの頭のみそを醤油に溶いて肝醤油にするなどして刺身を楽しむ風習があることや、店独自の食べ方を満喫できるメニューであることがよく分かる。
また、白樺山荘の「ピュアホワイト&とろけるチーズのあぶり入りラーメン」(1,297円)には新鮮なピュアホワイトが200gもトッピングされている上、この店オリジナルの濃厚スープがチーズと融合して絶妙な味を醸し出しているとの説明を目にすると、すぐにでも店に駆けつけたくなる。
気になる商品が多くそろう充実した内容だ。