女優のエヴァン・レイチェル・ウッド（Evan Rachel Wood）は1987年9月7日生まれ。アメリカ合衆国・ノースカロナイナ州出身。

舞台監督の父を始めとする芸能一家に生まれ育ち、幼い頃から2人の兄と共に父が主宰する舞台に出演していた。94年に公開されアカデミー3部門を受賞した『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』では、ヴァンパイアの少女・クローディア役の候補となるが、最終的にはキルスティン・ダンストが役を獲得。その後は子役としてテレビドラマに出演していた。

97年に両親が離婚すると、母親とともにロサンゼルスに移住。女優としての活動を本格的にスタートさせる。98年公開の映画『ウィズ・ユー』では、主演のケヴィン・ベーコンと共演。映画デビューを果たすと、その後も数々の映画やテレビドラマに出演し続けた。

03年にレイチェルは『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』で、13歳の多感な少女・トレイシー役を演じる。すると、その演技が批評家から高く評価され、ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネート。美少女子役としての評価を一変させ、ハリウッドが注目する若手女優として活躍するようになった。

一方、私生活では19歳の時に人気ロックシンガーのマリリン・マンソン（Marilyn Manson）との交際が話題となり、一時は婚約も発表したが、間もなく2人は別れることに。12年には以前から付き合いがあった俳優ジェイミー・ベル（Jamie Bell）と結婚し、2人の間には息子も生まれたが、その2年後にやはり破局している。