音楽家・渋谷慶一郎による公開制作を収めた完全限定生産DVD『ATAK021 マッシブ ライフ フロー(Massive Life Flow)』の発売を記念し、10月8日にトークショーが開催される。
9月11日にATAKウェブショップで限定発売され、10月7日に一般販売を控えた『ATAK021 マッシブ ライフ フロー』は、渋谷が2011年4月17日から26日まで東京・恵比寿の「ギャラリーここ(gallery koko)」で行った音楽の公開制作「マッシブ ライフ フロー」を記録。ピアノを弾く手元の接写や作曲の経過など、コンサートやCDでは聞くことが出来ないプライベートな演奏による代表作から未発表曲、インプロビゼーションを含む全18曲、82分が収録されている。
六本木の「イマ コンセプト ストア(IMA CONCEPT STORE)」(東京都港区六本木5-17-1AXISビル3階)では、10月8日20時より発売記念トークショー「マッシブ トーク フロー(Massive Talk Flow)」を実施。マッシブ ライフ フローの制作・現場に携わったムラカミカイエ、写真家の鈴木心が参加する。定員80名で、参加費は一般1,500円、雑誌『IMA』定期購読会員は1,200円。トーク終了後には『ATAK021 マッシブ ライフ フロー』購入者を対象とする、ゲスト3名によるサイン会も開催する。
1973年生まれの渋谷は、東京芸術大学作曲家を卒業し2002年に音楽レーベルのATAKを設立。ピアノソロアルバムの発売、「相対性理論」とのコラボやドラマ『スペック(SPEC)』の楽曲制作などを経て、12年末には初音ミク主演による世界初のボーカロイド・オペラ『ジ エンド(THE END)』を発表。パリで現代美術家・杉本博司の個展に合わせた公演を行うなど、海外でも活躍中。