日本橋三越本店は、プロダンサーによる社交ダンスのパフォーマンスを9月3日から5日まで、同店本館1階中央ホールで開催している。観覧は無料。
同店では、店内で開催中の英国フェア(本館、新館7階催物会場で8日まで開催)の一環として、英国で生まれた社交ダンスの文化を買い物客に鑑賞してもらうため「三越大舞踏会」を開催。社交ダンス発祥の地である英国本場でトップレベルの成績をおさめたカップルを始め、日本のトップクラスのダンサー達のパフォーマンスや若手ダンサーによる演技も披露される。
会期初日には、プロダンサーの海宝 修・海宝真理組がボールルームダンスを演技、同じくプロダンサーの千田修治・尾熊淳子組がラテンアメリカンダンスを披露。華麗な技で舞う演技に会場は沸いた。演技後には、未経験者にも分かる簡単なダンスレッスンも設定され、会場に居合わせた買い物客がプロダンサーと1対1でダンステクニックを教授された。ラテンダンスを披露した尾熊は「普段ダンスに慣れ親しんでいない方でも少しの勇気で楽しい社交ダンスの世界に入ることができますよ」とコメント。
9月4日には、鈴木一朗・鈴木愛弓組がボールルームダンスを、矢部行英・矢部浩子組がラテンダンスを披露した。最終日となる9月5日(午後12時30分から、午後2時から)には、現在ダンス業界で期待されている若手ダンサー(橋本 悠・大塚 智子組、足立裕一・櫻井 優子組、松崎裕太郎・堀川 真琴組、進藤博信・奥原怜美組)らによる競演も予定される。
会場となっている同店の中央ホールでは、ダンサーによる演技終了後、バレエ・ダンス用品を取り扱う「チャコット(Chacott)」の特別販売会も開催。チャコットとスポーツストレッチ専門トレーナーの兼子ただしがコラボレーションして製作した“走れるハイヒール”(1万9,000円)の販売の他、スタンダードやラテンドレス、ダンスシューズの販売も行う。