バーレスクダンサーのディタ・フォン・ティース(Dita von Teese)は1972年9月28日生まれ。アメリカ合衆国・ミシガン州出身。
5歳でバレエを習い始め、10代の頃にはランジェリーショップでアルバイトを務めながら、ヌードモデルとして活躍していた。19歳でストリップダンサーとなった後は、フェティッシュモデルとしてランジェリーやアダルトグッズのカタログなどに出演。99年から3回に渡って『PLAYBOY』誌で特集が組まれると、ディタの名はアメリカ中に知れ渡るようになる。
05年からはエイズチャリティーで広告モデルを務めながら、キャラクターアイコンとして活躍。07年には下着メーカー「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」のカタログモデルに選ばれており、蜷川実花が撮影した彼女の写真は、日本人に強烈な印象を残した。
また、本業としているストリップダンサーでは、40年代の映画やミュージカルをヒントに独自のスタイルを考案。寸劇などを交えたストリップショー「バーレスク」を復活させたダンサーモデルとして高い評価を受けており、「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)」「クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)」といったハイブランドのショーに出演している。
11年には自身のフレグランスブランド「ディタ・フォン・ティース(Dita von Teese)」をプロデュースした他、ランジェリーブランド「VON FOLLIES BY DITA VON TEESE」を設立。ブラジャーやショーツ、ガーターベルト、コースレットなど、50年代のグラマーガールをテーマとしたアイテムを展開している。
私生活では05年にロックシンガーのマリリン・マンソン(Marilyn Manson)と結婚するが、その翌年に離婚した。