12月20日に開業100周年を迎える東京駅では、2015年にかけて様々なイベントが開催される。
八重洲口のグランルーフでは12月1日から15年1月12日まで、イルミネーションイベントを開催。これは“Tokyo colors.”をコンセプトに、パフューム(Perfume)のライブ演出などで知られるライゾマティクスが担当。ルーフに吹き込む風を取り入れた光の演出など、未来を感じさせるような仕掛けを用意する。点灯時間は17時から23時まで。
また、東京ステーションギャラリーでは2回に渡って企画展も催される。11月18日から11月30日には「スペシャル・オープン・ウィーク ―駅の中の美術館で楽しむ 13日間―」を開催。“東京駅・街・アート”をテーマにワークショップやトークショーなどが催される。東京駅の模型を利用したプロジェクションマッピングも行われる予定。開館時間は10時から18時(金曜日は20時まで)。入館料は一般・大学生が200円。
一方、12月13日から15年3月1日には「東京駅100年の記憶」を開催。近代建築史や視覚文化、文学など、様々な視点から東京駅にフォーカスし、その意義を再検証する。開館時間は10時から18時(金曜日は20時まで)。休館日は1月12日をのぞく月曜、12月29日から1月1日、1月13日。入館料は一般が900円、高校・大学生が700円。
なお、展示会と連動して関東2箇所の展示場でも、東京駅をテーマとしたイベントが行われる。「鉄道博物館」では東京駅の建設過程と、それに携わった鉄道技師や建築家を紹介する「東京駅開業100周年記念展(仮称)」を11月22日から15年2月16日まで開催。「旧新橋停車場 鉄道歴史展示室」でも「東京駅開業とその時代」と題して、東海道本線の起点が東京駅へと切り替わった大正3年にフォーカス。当時の鉄道旅行や東京観光の楽しさを12月9日から15年3月22日まで紹介する。
これらのイベントに伴い、東京ステーションシティの公式サイトでは、16日から15年3月31日までの期間限定で特設サイトをオープン。100周年記念イベントの詳細や、東京ステーションシティで販売される記念アイテムの情報などが公開される。
その他、公式サイトでは東京駅の思い出を残した写真を募集。採用された写真は駅構内や、100周年記念の山手線ラッピングトレインに展示される。応募期間は9月16日から10月16日まで。採用された中から抽選で100名に賞品がプレゼントされる。