「ロベルト カヴァリ(Roberto Cavalli )」は、15SSウィメンズコレクションを発表した。
今回は、都会での忙しい日常を忘れ、潮風に吹かれ桟橋を流れるように歩く女性像をイメージ。ファイヤーオレンジやセルリアンブルー、レーシンググリーン、サフランイエローなど鮮やかなカラーを用いて夏を映し出す。
リボンを施したサイケデリックフラワープリントのシルクジョーゼット製ロングドレス、マルチカラージャガードとチュールの組み合わせによりボリューム感を出したプリーツドレス、それとは対照的な透け感のある白とパステルカラーのエンブロイダリーチュールなどが様々なスタイルが登場。光沢のあるクロコダイル、ポリッシュパイソン、ラミネート加工のシルバーなど多様なレザーは靴やバッグにも用いられる。
メゾンを代表するファブリックであるデニムにはヴィンテージ加工が施され、意外性のあるコーディネートがなされる。ダメージ加工とパッチワークを施したデニムはシアーホワイトのギピュールレース、シルバーシークエンスを散りばめたカットアウトレースはブラックデニムのパンツスーツとのコンビネーション。
流れるようなシルエットのイヴニングウェアは、ふんだんに使われたレース、フェザー、イギリス刺繍と組み合わせたシークイン(スパンコール)ビーディングのアニマルプリントがポイント。今季新たに登場したオセロット(山猫)プリントのロングドレスは、コバルトブルーの切り替えによりシェイプが引き立たされる。