「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」の原宿本店メンズ館は、地下1階のコンセプトストア「ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)」を増床し、10月17日にリニューアルオープンする。
創業25周年を機に、コンセプトと内装を一新。新しい世代に向け、ストリートから派生するカルチャーやアート、今までにないドレスダウンのスタイルを提案するために、地下1階だけでなく1階もユナイテッドアローズ&サンズとして増床する。
新コンセプト「清潔感のあるドラ息子 スポイルドブラッツSpoiled Brats」を掲げ、トラディショナルなアイテムを反骨精神溢れるストリートカルチャーを提案。次世代の顧客に向け、和の要素を採り入れたアイテム、アートとストリートカルチャーが融合したアイテムなどオリジナル商品も企画。またドレスダウンのキーアイテムとして、ストリートカルチャーには不可欠な帽子やアクセサリー、スニーカーも強化する。
1階は「父親の部屋を、息子が自分好みのギャラリーに変えてしまった」というテーマで構成。一部壁面の監修は、ニューヨークの現代アーティストであるダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とアレックス・ムストネン(Alex Mustonen)による共同プロジェクト「スナーキテクチャー(Snarkitecture)」が行った。
今後は今まで取り扱ってきたブランドを強化しつつ、オリジナル商品企画やユナイテッドアローズ&サンズのEC店舗単独出店も行う。フェイスブックやインスタグラム、ウエアなどSNSを通した情報発信を軸に、世界へ発信する店・ブランドとしての存在価値を高め、海外市場や顧客に向けた成長も視野に入れることでユナイテッドアローズのブランド価値向上を図る。
ユナイテッドアローズ&サンズは、「リカー,ウーマン&ティアーズ(Liquor, woman&tears)」のディレクターを務めた現ユナイテッドアローズバイヤーの小木“ポギー(POGGY)”基史が開始したコンセプトストアで、2010年にユナイテッドアローズ&原宿本店メンズ館にオープンした。