世界文化社とソフトバンク・テクノロジーは、『家庭画報』の通販を主体とした台湾版「Jスタイル(J-Style)」を創刊し、ライフスタイル提案型会員限定通販デジタルマガジンとしてスマートフォン及びタブレットでも利用可能なサービスを開始した。
訪日外国人旅行者の内、国・地域別最多である台湾の消費者に向け、『家庭画報』が推薦する日本の風景や食、製品の情報を提供。商品は通販サイトからすぐに注文でき、日本国内で梱包し発送される。
優れた製品や販売だけでなく、生活や文化など総合的な日本の魅力を伝えることを企図。将来的には旅をテーマとした観光情報の提供、日本を体験するツアーの開催、『家庭画報』が既に開催している読者イベント、異なるジャンルのテーマの講師を招いて開催する「家庭画報アカデミー」、料理と食文化を学ぶ「家庭画報食の学校」等の参加者も募集予定。
創刊号では、あこや真珠や蒔絵を用いた日本のジュエリー、中秋節に向けた切り子グラスやのれんなどお月見商品の紹介、富士山を描いた小皿セットなどを紹介する。
1958年創刊の『家庭画報』は、「夢と美を楽しむ」をテーマにライフスタイルを提案。茶道・華道から工芸、歴史美術まで日本の伝統、四季の移ろいや年中行事、海外紀行等を特集。通販事業「家庭画報ショッピングサロン」は48年の実績を持つ。