パレスホテル東京のペストリーショップ「スイーツ&デリ(Sweets & Deli)」では、今年もクリスマスメニューが登場。ケーキを12月20日から25日まで、ブレッドは12月1日から25日まで、期間限定で販売する。
ケーキは昨年より種類を増やし、8つのバリエーションを用意。前回の反応を踏まえ、引き続きサプライズ感のある3Dデザインのものが人気となることを予想し、デザインやラインアップの考案に試行錯誤を重ねたという。今年のクリスマスは週末であることから、家族と過ごすクリスマスに相応しいポップなデザインが多くそろった。
煙突からサンタクロースの足が覗く、粉雪をまとったジンジャーブレッドのお菓子の家「ヘクセンハウス」(3万円)は、心温まるストーリーを感じられる一品。昨年好評だったケーキ「レーヴ」は煙突に入りきらないほどの大きなプレゼントを届けるサンタクロースを表現したが、ヘクセンハウスではこのサンタクロースが無事に煙突の中へと入り、プレゼントを届けることができたという“続編”を描いている。家の中には甘酸っぱいオレンジクリームがアクセントの濃厚なチョコレートケーキを仕込んでおり、遊び心満載だ。
「ボノム・ド・ネージュ」(3万円)はブラウニーケーキを土台に、ユーモラスな表情のスノーマンとカラフルなミニツリーのカップケーキを乗せた渾身の作品。チョコレートで作られたスノーマンの中には、一粒ずつ丁寧に仕上げたボンボンショコラをぎっしりと詰め込んだ。アルコール不使用のため子どもにも安心。また軽やかなスフレフロマージュの上にコロンとした大粒のショコラとたっぷりのベリーを重ねた、クリスマスツリーに見立てた「サパン・ド・ノエル」(1万円)も、その愛らしい佇まいで聖なる夜を華やかに彩る。
カップルで過ごすクリスマスや女子会にもおすすめなのが、ジュエリーボックスのような輝きを放つ「コフレ・ド・レーヴ」(8,000円)。艶やかな真紅のショコラボックスから、フランボワーズとショコラのムースケーキが登場する仕掛け。またフランスの伝統菓子オペラをモダンにアレンジした「ブッシュ・オペラ」(1万3,000円)は、チョコレートで繊細な切り株を表現。スライド式となっており、こちらもシックなデザインながらサプライズ感をしっかりと味わえる。
この他にも、キャラメル風味のパイナップルジュレとココナッツムースが滑らかに融合した純白のケーキ「ブランシュール」(8,000円)や、定番人気の「モンブラン」(6,000円)、「ストロベリー・ショートケーキ」(5,000円)がクリスマス限定スタイルで登場。ケーキはいずれも10月1日より予約が開始される。
クリスマスのドイツ菓子「シュトーレン」は、定番タイプに加え、たっぷりのきな粉と柚子の香りで仕上げた「ボーネン・シュトーレン」、加賀ほうじ茶の風味に大納言の甘さとフランボワーズの酸味がマッチした「加賀ほうじ茶のシュトーレン」(いずれも2,300円)の3種を用意。イタリア伝統のパン「パネトーネ」(1,600円)は目にも愛らしいポップなデザインで仕上げ、サラミを模したフランスの伝統菓子「ベラヴェッカ・アン・ソンシン」(1,100円)は洋梨風味に。これらはすべて12月1日から25日まで店頭に並ぶ。
また限定のクリスマスハンパーは、フランスの子供服ブランド「ボンポワン(Bonpoint)」とコラボレーション。キュートな花柄のバッグにうさぎのぬいぐるみや特製クリスマススイーツを詰めた「ノエル・ボックス」(1万6,000円/限定10個)、クリスマスパーティー用のユーモアたっぷりなマスクやハットとクリスマススイーツをセットにした「サーカス・ボックス」(1万3,000円/2種類・各限定5個)の2種類を用意。こちらは要予約となり、10月1日より予約を開始する。