ディオールが2022春夏コレクション ショーを開催。伝説的なローマのナイトクラブを彷彿とさせる空間に

2021.10.02
ウイメンズ アーティスティック ディレクター マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)によるディオール(DIOR)が、9月28日22時(現地時間同日15時)より、2022年春夏コレクション ショーを開催しました。


https://youtu.be/fuwTQ2BCNOo
マリア・グラツィア・キウリは、1960 年代初期を再解釈することで変化の輪郭を浮き彫りにし、いまだパンデミックの衝撃から癒えていない世界のために、ひとつの新たな表現形態をつくり出しました。シルエットは、イエロー、グリーン、レッド、ネイビー、オレンジ、ラズベリーのカットやグラフィック効果を強調することで、ボアンの美学にカラーブロックのアクセントを添えています。

The Dior Spring-Summer 2022 Show ©Ines Manai
素材の質感が立体的な刺繍の織りなすデザインを強調。スキューバやナイロンといった素材がボリューム感に新たな解釈をもたらし、身にまとう女性の佇まいを様変わりさせます。ダンスフロアで輝きを放つようにと考えられたシルエットは、ローマの伝説のナイトクラブ「パイパークラブ」を彷彿とさせ、広大でカラフルな会場や自由の象徴を呼び起こします。

ショーのセットのデザインは、今回、アンナ・パパラッチに依頼。ディオールのウィメンズ コレクションを手掛けるアーティスティック ディレクターは、現実に疑問を投げかけ、想像力の扉を開く空間としての遊びの概念追求する彼女の作品にインスピレーションを受けたからです。

The Dior Spring-Summer 2022 Show ©Ines Manai
The Dior Spring-Summer 2022 Show ©Ines Manai

今回のショーでの演奏には、ピエトロ・ミチオーニとフランチェスカ・コロンボが参加。彼らは、パパラッチの作品の中央に、カラーライトに照らされて登場しました。この雰囲気の中で、ディスコミュージックの特徴を持つイタリアンサウンドが呼び起こされ、コレクションのリズムを刻んでいきます。

The story of the Dior Spring-Summer 2022 show music

https://youtu.be/H6jVWWgbsc4
編集部
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