クリエイティブチームセルフ(Self Creative team)と瀧定大阪が手掛ける新プロジェクト「キャナライズ(canalize)」のコンセプトストアが、8月26日にオープンした。
同プロジェクトでは、日本の美意識をもとにしたコンセプトストアをインターネット上にオープン。“つくるのありかた”をテーマに、作り手の姿勢や地域文化などを伝え、これからのくらしの発見や体験を提供する活動を行っていく。今回のオープンに先駆けて3月にオープンしたプレサイトでは、栗野宏文、谷尻誠、高橋ラムダなどの各界で活躍する人たちのインタビューを掲載し、これからのカタチを伝えていた。
今回オープンしたコンセプトストアは、地下1階、地上3階の工場跡をリノベーションしたという設定で、地下にはダイニング、1階はカフェ&バー併設のギャラリーとポップアップスペース、2階にはブティックとブックストア、3階にはシークレットスペースを設置。内装は上質なギャラリーをイメージし、落ち着いた雰囲気を演出した複合文化施設のような設計となっている。今後は架空にデザインしたストア内のギャラリーやレストランなどの各フロア設定を、世界中にある現実のギャラリーやレストランとリンクさせて実際にイベントを行っていく。
また、コンセプトストアのイラストは『GIZNA』の表紙などを手掛ける福岡在住のイラストレーター、黒木仁史が担当。イメージビジュアルでは撮影を水谷太郎、スタイリングを高橋ラムダ、川上薫が手掛け、“多様性”をテーマに11名のモデルを起用して制作した。