シャネル・ネクサス・ホールで写真展「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館」日本初公開

2017.05.23

東京銀座にあるシャネル・ネクサス・ホールで、6月22日から7月23日まで写真展「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館」を開催する。

を代表する写真家として第一線で活躍する荒木経惟。妖艶な魅力を放つ々や緊縛ヌード、愛してやまない東京の街、亡き妻を思い見上げ続けた空景、苦楽をともにした飼いチロといった、様々な対象を被写体に独自の死生観を鮮烈に描き出し、海外でも熱狂的な支持を集めている。

同展では、2016年にパリにあるフランス国立ギメ東洋美術館で開催した大規模個展「ARAKI」において、荒木の50年間の作家活動を振り返るレトロスぺクティブとともに発表した撮り下ろしの新作「東京墓情」を日本で初公開する。同美術館所蔵の写真コレクションより、荒木がセレクトした幕末・明治期の写真作品も併せて出展。加えて、同展のために撮り下ろした新作も発表し、大病を経験した荒木が抱く、濃密な“死”への意識が垣間見れる写真展となっている。

イベント情報】
「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館」
会期:6月22日~7月23日
会場:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階
時間:12:00~20:00
入場無料
会期中無休
HEW
  • Nobuyoshi Araki, Tombeau Tokyo, 2016, gelatin silver print
  • Nobuyoshi Araki, Tombeau Tokyo, 2016, gelatin silver print
  • Nobuyoshi Araki, Tombeau Tokyo, 2016, gelatin silver print
  • Nobuyoshi Araki, Tombeau Tokyo, 2016, gelatin silver print
  • 金幣写真館(日下部金兵衛) 《ツバキ》 1880~90年代、 鶏卵紙に手彩色
  • アポリネール ル バ 《日本の武者》 1864年、 鶏卵紙
  • ライムント フォン シュティルフリート 《刺青をした別当》 1877-80年、 鶏卵紙に手彩色
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