フィンランドのデザインハウス・マリメッコ(Marimekko)による1週間限定のポップアップショップ「We Love Japan - The Isetan edition」が、6月7日から6月13日まで伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージにオープンする。
今回のポップアップショップでは、マリメッコのものづくりの原点である“柄”にフィーチャーし、有田焼の窯元を始め、木製家具メーカー、手作りのブリキ缶職人、手ぬぐい職人など、日本の伝統工芸を受け継ぐ職人たちとのコラボレーションによる限定アイテムを販売する。
400年の歴史を持つ佐賀県の有田焼窯元「畑萬陶苑」とのコラボレーションでは、「UNIKKO(ウニッコ)」を始めとするマリメッコのアイコニックプリントを職人が一つひとつ丁寧に繊細に描いた酒器「Sake cup」(大・全2柄 1万8,000円/小・全2柄 1万5,000円)や香立て「Incense holder」(全2柄 3万7,000円)が登場。同じく佐賀県の「福泉窯」からは、転写プリントの技法を用いて、型からオリジナルで製作された茶碗「Rice cup」(全3柄 8,000円)が登場する。
木製家具メーカー・カリモクニュースタンダード(KARIMOKU NEW STANDARD)からは、インテリア用のジャガードファブリックを用いた「sofa」(1人掛け 23万円~)と「Ottoman」(9万2,000円)がラインアップ。明治28年創業の茶筒メーカー「加藤製作所」とのコラボアイテムとして誕生したキッチンやリビングでの収納に役立つブリキ缶「Tin box」(全3色 3,500円)には、マリメッコのデザイナー、アイノ マイヤ・メッツォラ(Aino-Maija Metsola)が本プロジェクトのために考案した新しいデザインが描かれている。
その他、木地挽物技術で日本一を誇る石川県の「畑漆器店」から、木地師の熟練の技によって製作されたお弁当箱や小物入れとして使える「Wood box」(全2色 1万2,000円)、手ぬぐい専門店の「かまわぬ」からは鮮やかなツートーンカラーの「Tenugui」(全3色 2,000円)などが登場する他、“マリメッコ×日本の伝統色”と題して、藍鉄・漆黒・紅緋といった日本古来の色彩を反映したマグカップ(2,500円)やエプロン(7,000円)、トートバッグ(4,500円)、クッションカバー(5,000円)なども販売される。
なお、6月9日18時から同会場にて、マリメッコのデザイナー、サミ・ルオツァライネン(Sami Ruotsalainen)らを招いたトークショーも開催予定。