ロエベ（LOEWE）が、スペイン・イビザのアイコニックなブティック「パウラズ イビザ（Paula’s Ibiza）」（以下、パウラズ）とコラボレートした、スペシャル・サマーコレクションを発表。日本では5月1日より「カサ ロエベ 表参道」で展開をスタートさせ、このローンチを記念したスペシャルコンテンツも用意した。


イビザ旧市街の中心にあったパウラズは、1972年から2000年までイビザのファッション中心地として、カルト的な人気を博す。画家や俳優、貴族などがこぞって通い、フレディー・マーキュリーのようなロックスターや、ヴァレンティノのようなファッションデザイナーなども顧客に名を連ねた。この新たな試みとなるコラボレーションは、子どもの頃バレアス諸島へ旅行で訪れた際にパウラズに初めて出合ったという、クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソン（Jonathan Anderson）が発案した。

コレクションは、プリントワンピースやパッチワークデニム等のウエア、バッグ、シューズ、タオルといった多岐にわたるラインアップで、リッチなサフランや鮮やかなターコイズのカラーパレットで魅せる。今回のスペシャルラインのために、パウラズの共同創設者アーミン・ハイネマン（Armin Heinemann）が、アーカイブのオリジナルプリントとベストセラーピースをリニューアルしたガーメントデザインを提供しており、パウラズの特徴であったミュージシャン、鳥、花を寄せ集めたプリントは、ロエベのアナグラムを織り交ぜることで新しい息吹が注ぎ込まれた。

カラフルなオウムのモチーフが施された「パズル バッグ」など、ロエベのアイコンアイテムは今回のスペシャルピースとなる。メゾンの革新的技法“マルケトリー イン レザー（象嵌）”をより明確に感じられるデザインは、最先端のレーザーカット技術とメゾンの培った職人技術を凝縮した“モダン・クラフト”である。その精巧さに、誰もが驚かされるだろう。

カサ ロエベ 表参道は、5月1日から14日までの期間、スペシャルプリントで店内をデコレーション。パウラズのデリバリーでも使用されていたというプリントカーが登場し、ディスプレイクッションやパラソル、マネキンに至るまで、すべてに彩り豊かなプリントを施した。また同期間にロエベ ジャパン公式LINEアカウントで友達になると、スペシャルプリントで作られたスマートフォンの壁紙がダウンロードできるキャンペーンも実施する。さらに、6、7日の2日間はポラロイドシューティングを開催。パウラズの世界観を存分に感じられる店内でのフォトシューティングを体感でき、撮影したポラロイドは同じくスペシャルプリントを用いたフレームに入れてプレゼントしてもらえる。

ローンチイベントは、全国の限定店舗で順次開催される予定だ。