そごう千葉店は8年ぶりのリニューアルを実施し、4月26日にグランドオープンする。
「モード百貨店モード」をスローガンに掲げ、“「最新の流行をモード」というならば、サービスやおもてなし、スイーツや惣菜にもモードがある”という意図の下、全館を上げ“モード”を打ち出す。30から40代の女性をターゲットとし、2・3階のファッションフロアを中心に上質で高感度なブランドを集積する。内装設計は横浜店リニューアルを手掛けたインテリアデザイナー・橋本夕起夫。彼らしい木のルーバーでまとめられている。
千葉初となる自主MD、ブランドを数多くそろえる。2階には、自主MDとしてスーツを中心としたオフィススタイルを提案する「リミテッドエディション@オフィス」と小物や雑貨を扱う「リミテッドエディションインザバッグ+」を新設。自主編集売場「キートゥスタイル」は「ミュラーオブヨシオクボ(muller of yoshiokubo)」「ヘルムートラング(Helmut Lang)」を新たにバイイング。3階には50代をターゲットにカップルで着用できるアイテムがそろう「リミテッドエディション アベックモード」を導入。3 階自主編集売場「モードプラス」は新ブランドとして「ウジョー(UJOH)」「ロウタス(RAW+)」「ビギセレクト」(全国初)などをそろえる。1階アクセサリーゾーンには「トリーバーチ(Tory Burch)」「ポンテヴェキオ(PONTE VECCHIO)」などがお目見え。
またショッピングサポート強化に向け、用途に合わせた装いを提案する「コーディネートステーション」を2ヶ所に拡大。ウェブからの試着予約も導入し、個人に合わせたトータルコーディネートの実現を図る。シューフィッターによるコンサルティングが受けられる「シューズステーション」(2階)、ブランドの垣根を超えたメイクアップアドバイスを行う「メイクアップステーション」(1階)も導入する。
2階吹き抜けスペース「パルパティオ」にはタワー状のデジタルビジョンを新設し、最新ファッション情報を発信。オープニングプロモーションとして『WWDジャパン』の編集長・都築千佳と新規導入ブランドのプロデューサーによるトークショーをリニューアルオープン初日である26日、同紙ファッションディレクター・向千鶴によるファッションショーを翌27日に実施するなど、イベントやセミナーなどを開催する。