14SSコレクションのランウエイから今春夏メイクのヒントを紹介するシリーズ。5回目はニューヨークの「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」。
リード・アーティストとしてメイクを担当したナーズのハナ・マレー(Hannah Murray)が「ヘルムート・ラングガールの上級者バージョン」と呼ぶように、ブランドのシグネチャーであるミニマリズムを追求したスタイルを提案。
メイクのポイントはリップ。クリーミーな質感のコニャックカラーやワインカラーのリップペンシルできちんと輪郭をとってから塗りつぶし、上品な女性らしい口元に仕上げた。
今回注目なのは、チェリーカラーのリップスティックをチークとして使用したこと。紅潮したような肌でスポーティーな印象をプラスしている。一方で、目元には透明なリップグロスでツヤ感だけをプラスし、主役の口元と頬を引き立てた。眉はマスカラで整えたナチュラルな太眉。
ヘアは、前髪8:2でパート分けしなでつけたミニマルスタイルで、シャープなシルエットのウエアとシンクロさせている。
メイク使用アイテムは、「NARSskin オプティマルブライトニング コンセントレート」「NARSskin ルミナスティックモイスチャークリーム」「ラディアントクリーミーコンシーラー」「サテンリップペンシル」「ブロージェル」「リップグロス」「サテンリップペンシル」(すべてナーズ)など。