“捨てられる素材に命を吹き込む”をテーマに廃棄素材からバッグを作るブランド「モデコ(MODECO)」が、「パタゴニア(patagonia)」の使用済み製品をアップサイクルしたアイテムをプロデュースする新ブランド「リ・クラフテッド(ReCrafted)」を立ち上げた。
第1弾企画として、パタゴニアが実施する環境保全活動「コモンレッズ・パートナーシップ・プログラム」を通じてパタゴニア日本支社が回収した使用済みのフィッシング用ウェーダーと、車のシートベルトの廃材を融合して作ったトートバッグを発売する。
フィッシング・ウェーダーは、厳しいアウトドア条件での使用を想定した高い耐摩耗性と防水性を持つことから素材として採用された。同バッグの価格は2万円。新宿高島屋で4月9日から22日まで、東急ハンズ名古屋店で4月16日から22日まで、大丸京都店で4月23日から5月6日までの期間オープンするポップアップショップを始め、モデコの各販売店、パタゴニア日本支社の直営店舗で販売される予定。
またモデコは、リ・クラフテッドブランドを対象に、パタゴニア社が創設に関わり、現在世界中の1,100社が参加するネットワーク「1% for the Planet」プロジェクトに参加し、同ブランドの売上の1%を地球の健全性を守る活動に携わる非営利団体に寄付する。また、将来的にはリ・クラフテッドのシリーズを拡大し、他のスポーツ用品のアップサイクルも検討しているという。