最先端のファッションが披露されるランウエイショー。14SSコレクションから今春夏メイクのヒントを紹介する。1回目はニューヨークの「ジル スチュアート(JILL STUART)」。
フェミニンで繊細なムードのドレスに、ブラックのレースやアイレットなどを採り入れてクールなスパイスをミックスさせ、芯のある女性を表現したこのコレクションで注目したいのは目元。
アイシャドーは4色を使用。大粒パールが輝くハイライトカラーを目頭部分に「く」の字に乗せることで、目を大きく、白目部分をより白く見せる効果が。アイホール全体には肌になじむベージュ系のベースカラーを乗せ、目尻から3分の2までクリームアイシャドーでアクセントカラーをプラス。最後にブラウン系のシェーディングカラーをアイラインに沿って重ね、グラデーションにより立体感のある目元に。最後にハイライトカラーを全体にふんわりまぶして輝きを添えている。
芯の強さを感じさせる目元にするため、アイラインは上下まつげの間を埋めるようにインサイドまでしっかり描く。目尻から少しはみ出す程度までラインを引き、描き終わりを軽く跳ね上げることで目幅を大きく見せ、力強いだけではなく女性らしさも演出している。ブラウン系のアイカラーは立体感を出しやすいが、使い方によっては目元の印象が暗くなりがちなので、アイラインでしっかり引き締めるのがポイントだ。
メイクアップアーティストはアーロン・ド・メイ(Aaron De Mey)、ヘアスタイリストはオディール・ジルベール(Odile Gilbert )。