伊勢丹新宿店は、ブラジルの魅力を伝える全館キャンペーン「アブラッソス・ド・ブラジル ブラジルの抱擁」スタートする。会期は4月30日から5月6日まで。
今年6月にはFIFAワールドカップ、2年後にはリオデジャネイロオリンピックを控え、世界が注目するブラジルのファッション、食、アートを全館で紹介する。同店がこの規模でブラジルフェアを開催するのは今回が初。
本館1階ザ・ステージでは、世界で最も有名なビーチサンダルと言われる「ハワイアナス(Hawaianas)」のポップアップショップがオープン。ブラジルでは誰もが持っている定番中の定番アイテムで、部屋の中ではスリッパ代わり、ビーチ用、近所への買い物用、プール用など用途別に1足以上持っている人も珍しくないという。既製品(3,200円)に加え、オーダーサンダル(2,500円から)も用意。会場には、サンダルだけでなく三越伊勢丹限定のレースアップスニーカー(9,900円)、スリップオン(7,200円)も並ぶ。
また、ブラジルの国民的漫画「モニカの仲間たち」のステーショナリーやオリジナルグッズも、本館1階ザ・ステージで同時展開。5月1・2日には、作者のマウリシオ・ヂ・ソウザのサイン会も行われる。
本館2階ザ・ステージ#2では、1870年創業の老舗薬局がルーツというコスメブランド「グラナード(GRANADO)」を展開。同ブランドのソープ(90g/900円)はスーパーやドラックストアなどでも扱っているというほど、ブラジルでは定番アイテム。この他にも、足用パウダーソルト(2,200円)やハンドクリーム(2,300円)など女性向けに開発された「ピンク」ラインも取りそろえる。
本館2階婦人靴売り場では、カール・ラガーフィールドとのコラボでも知られるラバー製シューズ「メリッサ(Melissa)」を紹介。ディズニーとのコラボモデルも販売される。
地下1階食品フロアでは、サンパウロの地ビール「コロラド」の瓶ビール(310ml/900円、数量限定)や、ワインブランド「ミオーネ」「カーサ・ヴァルドゥーガ」のワイン(いずれも750ml/2,300円)など、ブラジルの食文化に触れることも出来る。キッチンステージでは、日系ブラジル人のフードコーディネーターヒラタマリのスペシャルメニューなど、観光旅行ではなかなか味わうことの出来ないブラジルの家庭料理が味わえる。
諸外国の文化を受け入れ、融合しながら独自の文化を育んできたブラジルの多様性を感じられるよう、ブラジル本国より多様なアイテムが集められるという。